初弘法

若村 亮

2009年01月21日 12:00

 『 初弘法 』

  宝亀5 ( 774 ) 年、讃岐国 ( 香川県 ) に生まれた 空海 は、15歳で論語・史伝などを学び、18歳で京都の大学に入りました。 しかし大学の勉学に飽き足らず、山林で修行を重ねながら広く仏教の教えを学び、東大寺において正式な僧となりました。

  その後、遣唐使船に乗って中国 ( 唐 ) へ渡って 密教 を学び、帰国して 真言宗 を開きました。

  東寺において毎月21日、縁日 「 弘法さん 」 が催されていますが、一年最初の弘法さんは 『 初弘法 』 ( はつこうぼう ) と呼ばれて賑わいます。

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