北野大茶湯

若村 亮

2006年12月01日 12:00

 『 北野大茶湯 』

  学問の神様として知られる 北野天満宮 において、天正15 ( 1587 ) 年、天下人の 豊臣秀吉 が野外の大茶会 『 北野大茶湯 』 ( きたのおおちゃのゆ ) を盛大に催しました。

  いかにも 秀吉好みの盛大な茶会 であり、大坂や堺まで広く茶会の開催を知らせ、また身分に関係なく心得のある者を招いたため、千利休 などの茶匠から一般の商人までが大勢集まり、境内は人であふれ返りました。

  この北野大茶湯にちなみ、毎年12月1日 ( 今日 )、北野天満宮にて 『 献茶祭 』 が催され、神前にて 茶匠家元による献茶式 が行なわれています。

『 献茶祭 』  北野天満宮
   12月1日
   拝服茶券 5000円

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