御茶壺奉献祭

若村 亮

2006年11月26日 12:00

 『 御茶壺奉献祭 』

  北野天満宮において毎年12月1日に催される 「 献茶祭 」 は、豊臣秀吉 が天正15 ( 1587 ) 年に 北野天満宮 で催した 北野大茶会 にちなむ行事です。

  その献茶祭で用いられる 碾茶 ( てんちゃ : 抹茶の原料 ) は、毎年11月26日 ( 今日 ) に催される 『 御茶壺奉献祭 』 によって神前に奉納されています。

  御茶壺奉献祭京都の各茶師 が北野天満宮に 新茶の茶壺を奉献する神事 で、各地域の茶壺は七つの唐櫃 ( からびつ : かぶせ蓋のついた箱 ) に納められ、一の鳥居から本殿まで 御茶壷行列 を行い、本殿にて御茶壺奉献の 報告祭 が行われた後、口切式神事 が行われます。

『 御茶壺奉献祭 』  北野天満宮
   午前11時~ 御茶壷行列、奉献祭、口切式

関連記事