火灯窓
『 火灯窓 』
臨済宗などの禅宗寺院の建築物に見られる、上部が尖頭アーチ形をしている窓は、炎をかたどっていることから
『 火灯窓 』 ( かとうまど ) と呼ばれ、木造建築物に
“ 火 ” は
不吉 として
「 華頭窓 」 ( 読みは同じ 「 かとうまど 」 ) とも書かれてきました。
また
「 源氏窓 」 ( げんじまど ) とも呼ばれ、これは
紫式部 が
源氏物語 を執筆した
石山寺 ( 滋賀県大津市 ) の本堂内の
「 源氏の間 」 に火灯窓があり、このことから火灯窓のことを
「 源氏窓 」 と呼ぶようになったと伝えられています。
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