後水尾天皇髪歯塚

若村 亮

2008年08月26日 12:00

 『 後水尾天皇髪歯塚 』

  江戸初期に皇位を継承した第108代・後水尾天皇 ( ごみずのお ) は、江戸幕府による 「 禁中並公家諸法度 」 など皇室への圧力に抵抗し、第109代・明正天皇 ( めいしょう ) に皇位を譲りました。

  その後、第110代・後光明天皇 ( ごこうみょう )、第111代・後西天皇 ( ごさい )、第112代・霊元天皇 ( れいげん ) と4代の天皇、51年間に渡って 院政 ( いんせい : 上皇として政治を行なう ) を行いました。

  相国寺の境内には、後水尾天皇の毛髪や歯を納めた 『 後水尾天皇髪歯塚 』 ( はつしつか ) が現存しています。

地図 : 後水尾天皇髪歯塚

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