建春門

若村 亮

2008年07月29日 12:00

 『 建春門 』

  京都御所の築地に設けられた御門のうち、『 建春門 』 ( けんしゅんもん ) は 勅使 ( ちょくし : 天皇の意思を伝える使い ) の出入りに用いられていましたが、明治以降は 皇后皇太子 の出入りする門として用いられています。

  また、宜秋門 ( ぎしゅうもん ) は別名・公家門 とも呼ばれ、親王 ( しんのう : 天皇の兄弟や皇子など皇族の男子 ) や 公家 などが出入りする門として用いられました。

  その他、清所門 ( せいしょもん ) は別名・御台所御門 とも呼ばれ、御所の勝手口 といえる通用門として用いられました。

※写真は、京都御所の南西にある 「 宜秋門 」 です。

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