鹿ヶ谷カボチャ供養

若村 亮

2008年07月25日 12:00

 『 鹿ヶ谷カボチャ供養 』

  寛政年間 ( 1789~1801年 ) のこと、ある旅人が津軽国 ( 青森県 ) へ旅した土産に “ かぼちゃ ” の種 を京都へ持ち帰りました。

  その種を 鹿ケ谷 ( ししがたに ) で栽培していると、いつのまにか 瓢箪 ( ひょうたん ) の形となり、以来、京野菜の 『 鹿ケ谷かぼちゃ 』 として珍重されるようになりました。

  京都では “ 夏の土用にかぼちゃを食せば病から逃れられる ” と伝えられ、安楽寺の 『 鹿ケ谷かぼちゃ供養 』 ( 7月25日 ) では、参詣者に煮炊きした鹿ケ谷かぼちゃが振舞われます。

『 鹿ヶ谷カボチャ供養 』  安楽寺
   7月25日 ( 金 )
   当日は寺宝も一般公開されます。
   拝観料 400円

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