牛頭天王

若村 亮

2008年07月08日 12:00

 『 牛頭天王 』

  八坂神社の祭神 「 素戔嗚尊 」 ( すさのおのみこと ) は、古くは 「 牛頭天王 」 ( ごずてんのう ) と呼ばれていました。

  牛頭天王 とは インドの祇園精舎を守護する神 であり、仏教とともに日本に伝来し、日本の神話に登場する 素戔嗚尊と習合 ( しゅうごう : 異なる2つ以上の教義を1つに合わせること ) し、同一視 されるようになりました。

  現在の 八坂神社 という社名は、神仏分離令が出された明治以降のもので、古くは 祇園社牛頭天王社 と呼ばれていました。

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