清浄歓喜団
『 清浄歓喜団 』
奈良から平安時代にかけて、隣国の唐 ( 中国 ) へ派遣された
遣唐使 によって、大陸の進んだ文化や制度が日本へ伝えられました。
学僧も多く留学し、
最澄 は
天台宗 を、
空海 は
密教 を習得して帰国し、初めて密教が日本へ伝えられました。
同時に、密教の儀式でお供えする
『 清浄歓喜団 』 ( せいじょうかんきだん ) という
唐菓子 ( からくだもの ) も日本へ伝えられ、現在も千年変わらない姿で作られています。
ニッキ等を練りこんだ餡を皮で包み、胡麻油で揚げた清浄歓喜団からは、
千年の神秘 がほのかに香ります。
『 清浄歓喜団 』 ( せいじょうかんきだん )
京御菓子司 亀屋清永 祇園石段下南
1個 500円~
関連記事