奈良 ≪ 東大寺の大仏さま ≫

若村 亮

2020年04月09日 14:20

今から1268年前のちょうど本日、天平勝宝4(752)年 4月9日( 旧暦 )、奈良・東大寺大仏さま開眼法要が、聖武天皇・光明皇后をはじめ、千人以上の僧侶などが参列する中、華やかに執り行われました。

ところが、本来、開眼法要は 花まつり ( お釈迦さまの誕生日 )にあたる 4月8日 ( 前日 )に執り行われる予定でありましたが、なぜか( 古文書にも記録が無い・・・ )、東大寺の大仏開眼供養という国家的な大儀式が 1日遅れて執り行われる ことになったようです。

春は季節の変わり目、どうも・・・ 前日は大雨が降ったことから、翌日に延期になったのではないか・・・ とか。

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現在、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に対して、東大寺は日本全国の社寺へ 「 毎日正午、一斉に、感染拡大の早期終息と、感染により亡くなられた方々の追福菩提を共に祈りましょう 」 と呼びかけました。 この祈りは終息まで続けられるようで、本日も、東大寺の大仏さまに祈りが捧げられています。

◆ 東大寺
http://www.todaiji.or.jp/

◆ 毎日新聞 / 東大寺が全国寺社へ「正午」に祈り呼びかけ
https://mainichi.jp/articles/20200405/k00/00m/040/141000c




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