平安後期~鎌倉初期の元武士・僧侶・歌人 ≪ 西行 ≫
願はくは
花の下にて 春死なむ
その如月の 望月のころ - 西行 -
平安末期から鎌倉初期の歌僧として知られる ≪ 西行 ≫ ( さいぎょう ) は、元・北面の武士 ( 上皇・法皇などの院御所で近侍した武士 ) であり、23歳で出家、陸奥から四国・九州まで諸国を旅して歌を詠み、最期は桜が咲く頃に河内国 ( 大阪 ) 南葛城の弘川寺にて没しました。
西行の歌は心中の想いを述べた述懐歌に優れると評されて、『 新古今和歌集 』 では94首が入集しています。
さぁ、いよいよ今週末、京都にも桜の開花宣言が出るでしょうか?!
春本番の到来、まもなくです!!
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