織部形灯籠

若村 亮

2008年06月11日 12:00

 『 織部形灯籠 』

  安土桃山時代の 武将茶人 として知られる 古田重然 ( ふるたしげてる ) は、織田信長や豊臣秀吉に大名として仕え、織部正 ( おりべのかみ ) という官位を叙任したことから 古田織部 ( ふるたおりべ ) とも呼ばれていました。

  北野天満宮 の三光門・東側に立つ石灯籠は、元和元 ( 1615 ) 年 6月11日 ( 今日 ) に亡くなった古田織部の墓に立つ灯籠に似ることから 『 織部形灯籠 』 と呼ばれ、茶人が好んだ石灯籠の形式のひとつとされています。

地図 : 北野天満宮 織部形灯籠

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