らくたび 若村亮 の 「 京都の旅コラム 」
木魚
若村 亮
2010年10月31日 12:00
『 木魚 』
お経を読む時に叩く木製の仏具を
『 木魚 』
( もくぎょ ) といい、バチで叩くと 「 ぽくぽく 」 という音が鳴ります。
元は
禅寺
で使われていた
魚板
( ぎょばん ) が原型といわれ、その名の通り、魚の形をした板を叩き鳴らして行事や儀式の時刻を報じて集合の合図としました。
魚は日夜を問わず常に目を開けていることから
修行に精進する
ことの象徴とされ、また、魚の腹を叩くことで
煩悩を吐き出させる
という意味もあったと伝えられています。
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