滋賀旅 ≪ 石馬寺 ≫
滋賀には古い歴史的な寺院が多く残っていますが、いろいろ観光協会の方にお伺いしていると、どうやら聖徳太子創建と伝えられる古刹が多く、海を越えて日本に渡ってきた渡来系氏族が多かったという近江国 ( 現在の滋賀県 ) に聖徳太子もしばしば訪れて交流を持っていたのかなぁ、と推測したり・・・。
こちらの
石馬寺 ( いしばじ ) も、聖徳太子の創建と伝えられているそうで、全国の寺院の中でも 「 石馬寺 」 と書く寺院は唯一ここだけだそうです。
入り口には大門があったようで、今は礎石のみが残されていました。
そして、この長く続く石段を上がると寺院があるそうで、今日は時間の関係で上までは行くことができませんでしたが、大切に守り伝えられている寺宝に
役行者像 や
大威徳明王像 など貴重な仏像があるそうです。
しかし、きつそうな石段ですね ( 笑 )
大門跡のすぐ近くには
< 太子駒つなぎの松 > と刻まれた石碑が立っていて、ここにあった松の木に聖徳太子は乗ってきた馬をつないだそうです。
再び聖徳太子が馬をつないだ松の木のところまで戻ってきてみると、なんと
馬が石になっていた・・・ と! 池の中に見える細長い石が、
霊験あらたかな石馬 で、これが 「 石馬寺 」 と呼ばれるようになった言い伝えです。
この池は
< 石馬の池 > と呼ばれています。
石馬寺 : 公式HPは
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