蓮
『 蓮 』
蓮 ( はす ) は、古くに中国から日本へ持ち込まれ、池や水田などの
泥沼 で広く栽培されてきました。
蓮は泥沼から生えてきたとは思えないような
美しい花 を咲かせ、秋には根茎が肥厚して
蓮根 ( れんこん ) を実らせることから、
仏教の世界 では、迷いや煩悩の世界 ( 泥沼 ) の中にあっても、迷いや煩悩に染まらずに
悟り ( 美しい花と実 ) を得ることを、蓮に例えるようになりました。
仏像の如来や菩薩の多くは、蓮をかたどった
蓮台 ( れんだい ) に座っています。
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