夜叉

若村 亮

2010年01月30日 12:00

 『 夜叉 』

  『 夜叉 』 ( やしゃ ) とは、古くインドでは人を害する悪鬼・ヤクシャ とされ、後世になって 仏教 に取り込まれた際に 「 夜叉 」 と呼ばれ、仏教を守護する 護法善神 ( ごぼうぜんじん ) となりました。

  インドでは 財宝の神クベーラ ( クベーラも仏教に取り込まれて毘沙門天と呼ばれる ) の 眷属 ( けんぞく : 従う者 ) とされ、仏教でもその関係性は保たれ、毘沙門天 の眷属として 北方を守護する鬼神 とされています。

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