十三参り

若村 亮

2007年04月18日 12:00

 『 十三参り 』

  虚空蔵菩薩 ( こくうぞうぼさつ ) とは “ 虚空を蔵する菩薩 ” という意味で、広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持って衆生 ( しゅじょう : 人びと ) の望みに応じて分け与える菩薩です。

  虚空蔵菩薩を本尊とする 法輪寺 ( ほうりんじ ) では、4月13日を中日とした前後1ヶ月間、数えで13歳になる子供が参拝し、虚空蔵菩薩から知恵を授かる 『 十三参り 』 が行われています。

  古くから、参拝後に 法輪寺橋 ( 現、渡月橋 ) を渡り終えるまで決して後ろを振り返ってはならず、もし振り返ってしまうとお参りして授かった知恵を失ってしまう、と伝えられています。

『 十三参り 』  法輪寺
   3月13日 ~ 5月13日

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