智拳印
『 智拳印 』
密教 ( 大日経 ) の
教主 とされる
大日如来 は、その尊い光明が遍 ( あまね ) く照らすところから
遍照 ( へんじょう )、または
大日( だいにち ) と呼ばれています。
また、智を表す
金剛界大日如来 と、理を表す
胎蔵界大日如来 の二尊が存在しています。
金剛界大日如来 は、左右それぞれ親指を中にして拳を結び、左手の人差し指を伸ばして右手の掌中に入れる
『 智拳印 』 ( ちけんいん ) という印を結び、
仏の智慧の境地に入る ことを表しています。
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