印
『 印 』
仏教発祥の地 である
インド では、
手や指などで心を表現する習わし があり、それが
仏像 の手指を様々な形に折り曲げて、
仏の悟り や
力 を象徴的に表す
『 印 』 ( いん ) として取り入れられています。
釈迦如来 や
薬師如来 の多くは、
右手 の掌 ( てのひら ) を胸の前あたりで前に向けた
< 施無畏印 > ( せむいいん ) によって
“ 人びとの不安を和らげる ” ことを示し、
左手 の掌を下に垂らして前に向けた
< 与願印 > ( よがんいん ) によって
“ 願うものを与える ” ことを示しています。
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