直指庵

若村 亮

2009年06月03日 12:00

 『 直指庵 』

  大覚寺から北へ歩いた山麓に佇む 『 直指庵 』 ( じきしあん ) は、正保3 ( 1646 ) 年、独照禅師 が草庵を結んだことに始まり、隠元禅師高弟 として 黄檗禅 を学んで寺院は隆盛しました。

  その後、次第に寺院は衰退して荒廃しましたが、幕末の頃、近衛家の老女尊王攘夷論 を唱える 津崎村岡局 が再興し、浄土宗の寺院となりました。

  趣きのある庵には 想い出草ノート があり、悩みや相談を綴って心を癒す寺院として親しまれています。

地図 : 直指庵

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