2008年06月10日

沙羅双樹

沙羅双樹 『 沙羅双樹 』

  釈迦 が死を迎えた時、寝床の四辺にあった樹木 『 沙羅双樹 』 ( さらそうじゅ ) は白い花を落花させて遺体を覆い、樹は白く変色して枯れ果てたと伝えられています。

  インドの沙羅双樹とは異なり、日本で一般的に言われる沙羅双樹は学名 「 夏椿 」 といい、ちょうど今の季節、椿に似た白い花を咲かせます。

  朝に咲き、夜には散ってしまう短命の沙羅双樹は、昔から 人生の儚 ( はかな ) への想いと重ねられてきました。

『 沙羅の花を愛でる会 』  東林院 ( 妙心寺塔頭 )
   6月12日 ~ 30日 9時半 ~ 16時
   樹齢300年の沙羅双樹の古木が、
   梅雨の季節に白い花を咲かせます
     料金 抹茶付拝観券    1580円
         抹茶と精進料理付 5570円


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)仏教コラム

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