2016年04月21日

瓢鮎図

瓢鮎図 『 瓢鮎図 』

  妙心寺退蔵院 が所蔵する 国宝水墨画 『 瓢鮎図 』 ( ひょうねんず ) は、室町時代の初期水墨画を代表する画僧・如拙 ( じょせつ ) によって描かれました。

瓢鮎図  禅宗に深く帰依した室町幕府 4代将軍・足利義持 ( よしもち ) の命によって 応永22 ( 1415 ) 年頃に描かれたもので、表面は滑らかに曲がり、口は細い 瓢箪 で、いかにして川に泳ぐ大きな ナマズ を捕まえるか、という 禅の公案 ( こうあん : 修行者が悟りを開くために研究課題として与えられる問題 ) を題材として描かれています。

※ 「 鮎 」 は 「 ナマズ 」 の意
※ 妙心寺・公式HPに掲載されている 「 瓢鮎図 」 は こちら


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)京都コラム

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