2011年02月18日

裳階

裳階 『 裳階 』

  妙心寺の法堂など、外観 を一見すると屋根の枚数から 二重 ( 二階建て ) に見える建物があります。

  しかし、下層の屋根『 裳階 』 ( もこし ) という 飾りの屋根 で、建物としては 一重 ( 一階建て ) となり、正しくは 「 一重裳階付き 」 という表記になります。

  ( も ) は古代に女性が腰から下にまとった衣服を意味することから、飾りの階 ( 屋根 ) を 「 裳階 」 と呼ぶようになり、当初は建物の保護を目的として設けられ、次第に建物の装飾・意匠を目的とするようになりました。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)歴史コラム

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