2010年08月05日

祐井

祐井 『 祐井 』

  明治天皇 は、第121代 孝明天皇 ( こうめいてんのう ) と、公家の娘 ・ 中山慶子 ( なかやまよしこ ) の間に生まれ、幼名を 「 祐宮 」 ( さちのみや ) と名付けられました。

  祐宮が生まれた翌年の京都は夏の日照りが厳しく、中山家では敷地内に井戸を掘ってみることになりました。 すると清らかな水が湧き出て人びとの渇きを潤し、これを聞いた孝明天皇は、井戸に祐宮の一字をとって 『 祐井 』 ( さちのい ) と命名しました。

  京都御所北側の中山邸跡には、現在も祐井が残っています。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(1)歴史コラム

この記事へのコメント
井戸に関する面白い逸話ですね
良き水にこそ 民潤い 国富めり だったんでしょうね
Posted by メミコ at 2010年08月05日 16:04
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