2007年05月25日

重要文化財のトイレ

重要文化財のトイレ 『 重要文化財のトイレ 』

  『 東司 』 ( とうす ) とは 「 厠 」 ( かわや ) の別名で、つまり “ トイレ ” のことです。

  東福寺の東司 ( 重要文化財 ) は細長い木造建築物の内部に 36個の壺が 2列 ( 合計 72個 ) 並べられており、室町時代から明治維新に至るまで実際に 禅僧のトイレ として使用されていました。

重要文化財のトイレ  禅僧にとって 用便は修行のひとつ であり、東司の使用には 厳格な作法 が定められていました。

  清潔にすることは功徳を積む修行 であり、その禅の精神を今に伝える室町時代唯一の東司の遺構として貴重な建築物です。

地図 : 東福寺の東司


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)東福寺付近

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