2010年02月17日

二十四孝

二十四孝 『 二十四孝 』

  儒教の教え を重んじた中国の歴代王朝では、治世の上で “ 親孝行 ” が特に重要と位置づけ、古く親孝行であった人物を二十四人取り上げた物を 『 二十四孝 』 ( にじゅうしこう ) として、後世の模範として長く語り継いできました。

二十四孝  御香宮神社表門 は、元和8 ( 1622 ) 年、徳川頼房の寄進によって建立された 旧伏見城大手門 とされ、豪華な彫刻の装飾の中に 「 二十四孝 」 を題材とする見事な透かし彫りが設けられています。


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Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(6)人物コラム

この記事へのコメント
24人は 誰かしら?
らくたび講座で わかるんでしょうね
Posted by メミコ at 2010年02月17日 17:49
メミコ さん、こんばんは。
あっ、さすがに24人全員はわかりません。。 ( 笑 )
また機会があれば、コラムでご紹介してみますね。 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2010年02月18日 21:46
二十四孝のエピソードは祇園祭の山鉾でもいくつか知る事が出来ますね。それだけ町衆文化の中でも根付いてたのですね。
Posted by 通勤中のカルロス at 2010年02月19日 08:07
通勤中のカルロスさん、こんにちは。
そうですね、中国の故事はいろいろな場面で引用されています。
とくに祇園祭においては、中国の故事を引用することで町衆が自らの山鉾の格調を誇示する意味もあったとも伝えられています。
現代の私達にとっても、なかなか難しい教養です ( 笑 ) 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2010年02月19日 11:02
初めてコメントさせていただきます。
若村先生に質問です!
歌舞伎の演目に「本朝廿四考」という有名な狂言がありますが
この外題は、中国の元の時代に書かれたとされる24人の孝行者の物語にならった ”日本版(=本朝)” と云うことです。
若村先生の仰る『二十四考』の事と考えてよろしいでしょうか?
Posted by あずみ at 2010年02月19日 19:33
あずみさん、こんばんは。
すいません、歌舞伎の演目 「 本朝廿四考 」 について、あまり詳しくないので少し調べてみましたところ、やはり中国の故事 「 二十四孝 」 を取り入れて脚色した物語のようです。 こうやって調べてみると、その演目も見てみたいと思うようになりますね ( 笑 )
きっかけをいただきましてありがとうございます! 若村
Posted by 若村 亮若村 亮 at 2010年02月19日 19:41
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