2016年06月30日

夏越祓 ≪ 茅の輪くぐり ≫ in らくたび京町家

今日 ( 6/30 ) は 一年の折り返しとなる日 で、1月~6月の前半年の罪・穢れを祓い、7月~12月の後半年の無病息災を願う伝統行事 「 夏越祓 」 ( なごしのはらい ) を執り行う日で、「 茅の輪 」 ( ちのわ ) をくぐって 無病息災 を願う習わしです。
 
茅の輪くぐり

 
現在では神社を中心に大きな茅の輪をくぐりますが、昔は人ひとりがくぐれる茅の輪を作って無病息災を願って茅の輪をくぐっていた、とか。
 
らくたび京町家 でも 手作り茅の輪 を作り、スタッフ一同もくぐりました。 これで、後半年の 無病息災 と、健康に仕事をして 商売繁盛 ですか、ね ( 笑 )
 
◎ 茅の輪作りの様子は 「 らくたび・はんなりエッセイ 」 へ
  http://essay.kyo2.jp/e489636.html
◎ らくたび京町家 「 夏越祓ゆるり茶会 」 の模様はこちらへ
  http://essay.kyo2.jp/e489795.html

  

Posted by 若村 亮  at 23:03Comments(0)らくたび日記年中行事らくたび京町家

2016年06月21日

≪ 初夏の夕立 ≫ in らくたび京町家

にわかに、大粒の雨が降ってきました。。。



初夏の夕立。 庭の水まき、今日はお役目なし、ですね ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 17:18Comments(0)らくたび日記らくたび京町家

2016年06月19日

≪ 紫陽花 ≫ in 梅宮大社・神苑

本日は 梅雨らしい雨の京都。 京都さんぽ が開催されまして、阪急・上桂駅から 地蔵院 ( 竹の寺 )、月読神社松尾大社 とめぐり、最後は 梅宮大社 を参拝してきました。

■ 梅宮大社 ( うめのみやたいしゃ )
公式HP http://www.umenomiya.or.jp/


橘三千代が創建した古社で、平安初期、嵯峨天皇の后・ 檀林皇后子授け・安産 を願ったことから、現在でも 子授け・安産のご利益 で親しまれています。

本殿


社殿の周囲には 神苑 が広がり、2月から3月には香しい が咲く名所として知られ、5月上旬は ツツジ、6月上旬は 花菖蒲、そして現在の6月下旬は 紫陽花 ( あじさい )、睡蓮 などを楽しむことができる、四季の花が咲き誇る素敵な神苑です。

神苑


まさに今、紫陽花が見ごろを迎えていました!





鮮やかな色です~ ( 笑 )



額紫陽花 ( がくあじさい ) です。



こちらは、可憐な花が集まった紫陽花です。



これは珍しい種類の紫陽花ですね。 梅宮大社の神苑には様々な種類の紫陽花が咲き誇り、池の周りを巡りながら、約20~30分の紫陽花めぐりができます。



花菖蒲はほとんど終っていましたが、ちらほら、まだ咲いていました。



散策の途中、時折、雨も止んで、梅雨の京都を感じる散策も無事に終了しました。 ご参加をいただきました皆さま、ありがとうございました。

※ 「 らくたび通信・夏号 」 ですが、発送が遅れています。 今週末には発送を終える予定をしています、ご迷惑をおかけしていますが、もうしばらくお待ちください。 どうぞ、よろしくお願いします。
  

Posted by 若村 亮  at 22:29Comments(0)松尾・桂らくたび日記季節の花・紅葉

2016年06月18日

≪ アイスコーヒー ≫ in レトロ喫茶 「 築地 」

「 おき・らくたび 」 の散策が終わり、続いて、京阪祇園四条駅・観光案内所 の散策 「 京阪ウォーク 」 に合流して花街を歩いて、さすがに 暑さ もあって カフェ へ。
 
レトロ喫茶 「 築地 」

 
クラッシック音楽 が流れる店内で、しばしの 休息 でした ( 笑 )
  

Posted by 若村 亮  at 19:03Comments(0)二条城・繁華街らくたび日記カフェ

2016年06月18日

≪ 夏越祓・茅の輪 ≫ in 平安神宮

本日の散策の最後に参拝しました 平安神宮 には、はやくも 茅の輪 が設けられていて、多くの人びとが 厄除け無病息災 を願って 茅の輪 をくぐっていました ( 笑 )

平安神宮


茅の輪


今年も折り返し、後半年の無事を願う 夏越祓の季節 がやってきました~。
  

Posted by 若村 亮  at 18:52Comments(0)岡崎・吉田付近らくたび日記年中行事

2016年06月18日

≪ 尊勝寺 跡 ≫ in 京都・岡崎

本日、京都最高気温33.5° を記録する暑さ ( 今年最高気温 ) になりましたが、KBS京都ラジオ 「 ほっかほかラジオ 」 リスナーの皆さんと 東山界隈を散策するイベント を実施しまして、南禅寺無鄰菴白河院・六勝寺跡平安神宮 を巡ってきました。

尊勝寺跡・石碑


現在、平安神宮が建つ岡崎周辺は、かつて平安後期の上皇による院政が行われた地でもあり、天皇・皇后ゆかりの寺院が建ち並ぶ 六勝寺 ( ろくしょうじ : 法勝寺・尊勝寺・最勝寺・円勝寺・成勝寺・延勝寺 ) と総称される地でもありました。

太陽がガンガンと照り付ける中、尊勝寺跡 の石碑を見学して、最後は 平安神宮 を参拝してきました。 来月はいよいよ 祇園祭後祭・宵山 に行く予定です、こうご期待ください!
  

Posted by 若村 亮  at 18:45Comments(0)岡崎・吉田付近らくたび日記

2016年06月16日

≪ 嘉祥菓子 ≫ in らくたび京町家

本日 6月16日 は、平安時代以来、宮中 において 菓子 を食べて 無病息災 を願う習わし 「 嘉祥菓子 」 ( かじょうがし ) の伝統が受け継がれている日で、それにちなんで 「 和菓子の日 」 とされています。

とらや 嘉祥菓子


かつて宮中に納めていた和菓子をもとに作られた嘉祥菓子をさきほどいただきました。 これで今年も無病息災です~ ( 笑 )

■ とらや 嘉祥菓子
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/event/kajogashi/
  

Posted by 若村 亮  at 18:15Comments(0)和菓子年中行事らくたび京町家

2016年06月06日

愛宕念仏寺

 『 愛宕念仏寺 』

  愛宕神社一之鳥居から奥へとさらに鳥居本を歩くと、古刹 『 愛宕念仏寺 』 ( おたぎねんぶつじ ) が山麓に佇んでいます。

  寺伝によれば、奈良時代に第48代・称徳天皇によって 旧愛宕 ( おたぎ ) ( 現在の東山区松原通大和大路東入 ) に創建されたと伝えられ、大正11 ( 1922 ) 年、奥嵯峨の鳥居本に移転しました。

  本堂 ( 重文 ) は 鎌倉中期の和様建築の貴重な遺構 で、周囲の境内には千二百体におよぶ 羅漢 ( らかん ) の石像 が立ち並んでいます。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2016年06月05日

池田屋事件

 『 池田屋事件 』

  元治元 ( 1864 ) 年 6月5日夜半、新選組 は三条小橋の旅籠・池田屋 において 尊王攘夷派の志士 20数名が密議を行なっていることを察知し、局長・近藤勇 率いる隊士数名が池田屋を襲撃し、約2時間に及ぶ激闘の末、尊王攘夷派に大打撃を与えました。

  この 『 池田屋事件 』 によって尊王攘夷派の有力な志士が数多く戦死しましたが、三条大橋南西2個目の擬宝珠 ( ぎぼし ) に現在も残る傷は、この池田屋事件の激闘による 刀傷 と伝えられています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2016年06月04日

最澄

 『 最澄 』

  近江国 ( 滋賀県 ) に生まれた 『 最澄 』 ( さいちょう ) は、民衆を救うための新しい仏教を求めて 比叡山 にこもって修行を積み、延暦23 ( 804 ) 年、留学僧として唐 ( 中国 ) へ渡って天台教学や密教・禅などを学び、帰国して日本独自の 天台宗 を開きました。

  晩年は比叡山内に 戒壇院 を設けることに力を尽くしましたが、旧仏教 ( 奈良 ) の抵抗で設立が認められず、弘仁13 ( 822 ) 年 6月4日、最澄は亡くなり、没後7日目、念願の戒壇院設立が認められました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2016年06月03日

黒船来航

 『 黒船来航 』

  嘉永6 ( 1853 ) 年 6月3日、アメリカ から ペリー 率いる 四隻の黒船 ( 蒸気船 ) が相模国浦賀沖 ( 神奈川県 ) に来航し、江戸幕府に米大統領国書を渡して 開国 を迫りました。 このペリー来航によって日本は 幕末 と呼ばれる動乱の時代へ突入しました。

 太平の眠りをさます上喜撰
     たった四はいで夜も寝れず

高級茶の 上喜撰 ( じょうきせん ) をたった四杯飲んだだけで・・・、つまり 蒸気船 ( 黒船 ) がたった四隻来航しただけで、日本は夜も眠れない大混乱に・・・、という当時の様子を風刺した狂歌です。

  武力を背景としたアメリカの圧力的な外交に屈するように幕府は 日米和親条約 を締結し、長い鎖国体制が崩れました。 また、幕府内でも 将軍継嗣問題 から対立が生じ、幕政は転換期を迎えました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2016年06月02日

本能寺

 『 本能寺 』

  応永22 ( 1415 ) 年、日隆上人 によって創建された法華宗本門流大本山 『 本能寺 』 ( ほんのうじ ) は、当初 本応寺 と称していましたが、永享5 ( 1433 ) 年、六角大宮に移転し、本能寺 と寺名を改めました。

  広大な寺域を持つ大寺院となりましたが、天正10 ( 1582 ) 年 6月2日 未明、本能寺に宿泊する 織田信長明智光秀 が急襲し、織田信長は天下統一間近で命を落とし ( 本能寺の変 )、本能寺は炎上して灰燼に帰しました。 本能寺は、その後に移転再建されて現在に至っています。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム

2016年06月01日

更衣

 『 更衣 』

  季節に応じて衣服や調度をかえることを 「 衣替え 」 といい、現在では一般的に 6月1日 になると 夏の服装 に、10月1日 になると 冬の服装 に衣替えをしています。

  「 衣替え 」 は、古くは 『 更衣 』 ( こうい ) といい、平安時代 には 4月1日10月1日 にそれぞれ夏装束・冬装束に改めていました。

  また、天皇の着替えに従事した女官の職名「 更衣 」 といい、後に天皇の寝所に奉仕する女官で 「 女御 」 ( にょうご ) に次ぐ女官を 「 更衣 」 と呼ぶようになりました。
  

Posted by 若村 亮  at 12:00Comments(0)京都コラム