2007年01月18日

東寺と西寺

 『 東寺と西寺 』

  中国長安の都に倣い、陰陽五行説に基づいて造営された 平安京 は、南端中央に正門として 羅城門 が建設され、その東西には国を護る寺として 『 東寺 』『 西寺 』二大官寺 が建立されました。

  東寺 は長い歴史の中で幾度も火災に遭いましたが、弘法信仰 を中心とする民衆の厚い信仰に支えられ、幾度も再建されて現在に至っています。

  しかし、西寺 は平安王朝の崩壊によって庇護を失い、衰退の一途を辿りました。 天福元 ( 1233 ) 年には 五重塔が焼失 し、以来、西寺は歴史の表舞台から永遠に姿を消してしまいました。

地図 : 西寺跡
  

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2006年12月20日

終い弘法

 『 終い弘法 』

  弘法大師の月命日 にあたる 毎月21日東寺 において縁日 「 弘法さん 」 が開かれ、多くの露店と人びとで境内は賑わいます。

  今年最後の縁日 ( 明日 ) は 『 終い弘法 』 ( しまいこうぼう ) と呼ばれ、本年の御利益に感謝し、来年の更なる御利益を願って多くの人びとが東寺に参詣します。

  東寺は、国を護る 護国寺 ( ごこくじ ) として平安京の羅城門の東に創建されました。 その後、弘仁14 ( 823 ) 年、嵯峨天皇弘法大師空海 に東寺を下賜 ( かし : 高位の人が低位の人に物を与えること ) し、真言密教の根本道場 となりました。

『 終い弘法 』  東寺
   12月21日
  

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2006年12月19日

煤払い

 『 煤払い 』

  12月20日 ( 明日 )、京都の師走の風物詩 『 煤払い 』 ( すすはらい ) が、東西の両本願寺 で盛大に行われます。

  煤払い とは、大勢の門信徒が堂内に集い、一斉に竹の棒で畳を叩いて埃 ( ほこり ) を撒き上げ大団扇 ( おおうちわ ) で堂内から外へ扇ぎ出す という、まさに 1年を締めくくる大掃除です。

  昔から一般家庭の年末と言えば、事始め ( 12月13日 ) に 神棚や仏壇の掃除 を行い、その後 ( 正月までの半月間 ) に 煤払い を行なって大掃除としました。

  今年もあと 13日、大掃除の季節到来 です。

『 煤払い 』  西本願寺 / 東本願寺
   12月20日 7時~ ( 西本願寺 ) / 9時~ ( 東本願寺 )
  

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2006年12月10日

島原太夫

 『 島原太夫 』

  天正17 ( 1589 ) 年に日本初の官許の花街となった 『 島原 』 ( しまばら ) は、祗園や上七軒の花街とは異なり 「 太夫 」 ( たゆう ) と呼ばれる 最高位の遊女 が存在しました。

  太夫は、舞や茶道、書道や香道などの 諸芸に精通 し、高い教養を持つ遊女だけがなることを許され、さらに天皇への謁見が許される 正五位 の官位が与えられた特別な身分の遊女でした。

  正五位といえば十万石の大名と同格であり、一説には五位の通称 「 大夫 」 ( たいふ ) が 「 太夫 」 に転じたともいわれています。


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2006年11月21日

東本願寺 報恩講

 東本願寺 『 報恩講 』

  仏教諸宗派において、一宗の 宗祖の恩に報ずる ために、宗祖の命日やその前後に営む法要 ( 仏事 ) を 『 報恩講 』 ( ほうおんこう ) といいます。

  浄土真宗大谷派大本山の 東本願寺 では、11月21日~28日にかけて、宗祖 親鸞聖人 ( 11月28日が命日 ) の恩を偲ぶ 報恩講 が執り行なわれます。

  期間中は全国から多くの門信徒が東本願寺を訪れ、親鸞聖人の生涯を描いた書物の拝読 や、身体上半身を激しく揺さぶりながら念仏を唱和する 「 板東曲 」 の念仏 など、宗門をあげた年間最大の仏事が執り行なわれます。

地図 : 東本願寺
  

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